〜新宿区大久保の大人の為のバレエ教室〜

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バレエレッスン〜グランバットマン編〜

グランバットマンは、バーレッスンの締めくくりにふさわしく、
今まで耐えに耐えてきた筋肉や精神を一気に開放できる、
気持ちのいい動きではないでしょうか?

とにかく、思いっきり蹴り上げるのが動きの中で重要です。

ただ、この「思いっきり蹴り上げる」という一見誰でも出来そうな動きの中に、
バレエ特有のこまごまとした形と決まりがあります。

まず、タンジュを通って蹴り上げていきタンジュを通って戻ってくること。
これがたいそう難しいです。


大抵、蹴り上げようと思うとタンジュを通れなくなってしまい、
つま先をきちんと伸ばすことができません。


反対に言うと、タンジュを通ることで大きく振り上げたときの形が、
とてもキレイにつま先の伸びたものになります。


上げていくときにタンジュを通るということを気をつけていればできてくるのですが、
今度は降ろしてくるときにタンジュを通って5番なり1番の足に戻ることが
とても難しいです。

早く5番(または1番)の足に閉じてこようという意識が先にたち、
つま先が緩んだ状態で戻ってきてしまいがちです。

上げたものは地面に着きたいという現象、
そう地球には引力があるので、
引力に負けない腹筋背筋を付けてコントロールしないと、
べチョっという降ろし方になってしまうので気をつけましょう。

また、軸足のひざの緩みも気をつけなければならないところです。

大きく足を振り上げると、その勢いに負けて軸足が緩んでしまうのです。
緩まないようにするには、引き上げておく意識はもちろん、
内モモ・ヒザの裏のストレッチが重要になってきます。

このグランバットマンが上手にできるようになると、
グランバットマンジェッテなど華やかな大きなジャンプが、
キレイに飛べてこれる筋力が付いてくるので、
蹴り上げる意識を第一に、つま先・軸足のヒザ・かかとやヒザの向きに気をつけ
バーレッスンを気持ちよく終えましょう!(2010.4.7)

バレエレッスン〜デベロッペ編〜

と〜っても、久しぶりに更新です♪

今回は、デベロッペ。
デベロッペは、『成長する』っていう意味の動きです。

その意味を考えながら、デベロッペをすると動きも変わってくると思います。

5番の足から、クドゥピエを通り
つま先だけが軸足を沿っていくように気をつけながら
パセの位置まで持っていき 、前・横・後ろに伸ばしていきます。

前の場合は、つま先が先行して伸びていきがちなのですが
ヒザはなるべく横に向けかかとを押していくようにして伸ばしていきます。

横の場合は、ヒザをなるべく自分の脇に引き寄せてくるようにして
その寄せた状態を保ったまま
ヒザから先を伸ばしていくようにすると、足が高く上がるようになってきます。

後ろは、ヒザが下を向かないように気をつけて横に保っておいて
伸ばしていくときお尻が緩まないようにして
背中はなるべく張ったまま,
つま先が下を向かないように気をつけながら伸ばしていきます。

後ろのときは、7番にしている手が後ろに一緒に引いてしまいがちなので
手のことも忘れないよう肩より後ろに手が行かないよう気をつけましょう。

また上がることを気をつけてできても、降ろしてくることが雑になりがちです。
雑というのは、降ろしてきてすぐ5番に入れてきてしまい、
タンジュを通ることがおろそかになることです。

腹筋・側筋・背筋を使わないと、丁寧に降ろしてくることは出来ません。

また、センターで足を上げることもできません。

体幹を鍛えて、強くしなやかで美しい体を作りましょう☆☆(2009/12/2)

 

バレエレッスン〜フォンデュ編〜

フォンデュは『とろける』という意味のある動きです。
チーズフォンデュのフォンデュと同じです。
なので、とろけるように動かなくてはいけません。
どうしたら、とろけられるかというと、プリエの使い方に気をつけることです。
プリエの詳しいやり方は「プリエ編」でご確認ください。


まず、軸足をプリエ、動かす方の足をクドゥピエに「同時に」持っていきます。
この「同時に」がポイントです。
そして、伸ばしていく時は空気を押していくように出していき、
それと同時に軸足を伸ばしていきます。
この時も、「同時に」です。
伸ばしてから一度5番に戻す場合もありますが、
フォンデュで続けている場合は、空気を感じながらクドゥピエに戻してきて、
戻してくる足と同時にプリエしていきます。

立ってる足と動いている足を連動させて動かしていくことによって、
より、「とろけた」動きをみせることができます。
どっちかが先に伸びてしまったりしないこと。
最後まで両方の足を伸ばしきることも大切です。

また、特に前足に見られるのですが、
クドゥピエから伸ばしていくとき
『かま足』と呼ばれる状態になってしまう方がいます。

『かま足』とは、
草を刈るカマの様に足首が内側に曲がってしまっている状態のことを言います。

主な原因として、前のクドゥピエの形をきちんと理解していないことと、
理解していたとしても伸ばしていくときに
つま先から行こうと思ってしまうことの2点があります。

これは「タンジュ編」の復習のようにもなってしまいますが、
前に出していくときは、かかとから押し出すように出していきます。

「かかとから」と意識するだけで、つま先が上を向いたり、
内側を向いてしまう「かま足」を防ぐことが出来ます。
クドゥピエの形事態も、かかとを押しだすことを気にすることで
きれいな場所に作ることが出来るようになるでしょう。

ちなみに、横に出すときは甲を押し出すように、
後ろのときはヒザが下に向かないよう気をつけながら
つま先が引っ張られていくように伸ばしていきます。

ついでに言うと、上半身、特に脇を引き上げておくことも忘れずに。
ポールドブラ(手の動き)をつけてレッスンしてる方も多いと思いますが、
手を動かすことで上半身の引き上げがなくなったりしないよう
注意しなくてはいけません。

だんだん意識しなくてはいけないところが多くなってきましたね。

「うわ〜!難しい!!」と思うかもしれませんが、
美しく踊るためには努力が必要です。
バレリーナの動きを見たことがある方も多いと思いますが、
とてもしなやかで足先手先頭の先まで全部洗練されていると思います。
少しでも自分の理想に近づけるよう、頑張ってレッスンしていきましょう。
決して競争ではないので、戦う相手は自分です!

美しいボディ・仕草・姿勢・笑顔を手に入れましょう♪♪(2008.05.13)

バレエレッスン〜クドゥピエ・パッセ編〜

クドゥピエには3種類あります。
前・横・後ろのクドゥピエです。

前も横も後ろもヒザは横を向けておきます。

前のときは、つま先がくるぶしを指すように付けかかとは足につきません。
後ろのときは、かかとがくるぶしに付きつま先は後ろを指している状態です。
横は、アキレス腱を足の裏でくるむようにしかかとは前を指しつま先は後ろを指します。

足首の関節は大きく動きやすいのですが、
つま先からヒザまでを一本の棒のように考えて
足首の部分で曲がらないように気をつけます。

クドゥピエからタンジュに出す動きがよく出てくると思いますが、
足首を緩めることなく出すときれいです。

このクドゥピエから、ヒザの上まで持ってきたものがパッセです。

立ってる足のヒザから下の部分をレールのようになぞって
ヒザの部分まで持ってきます。

動かしている足はとにかくヒザは横を向いています。
お尻で上げてきてしまうとヒザが前を向いてしまうので気をつけます。
前のときはつま先でなぞってきます。
後ろのときはかかとが付いている状態から始めますが、
ヒザの裏に来たときにはつま先が付いている状態に変わるので気をつけましょう。

慣れるまでは、ヒザの下までで構いませんが
慣れてきたらヒザの上までパッセの形を持ってこられるようにしましょう。

色んな動きで、パッセやらクドゥピエやらは出てきます。
とてもバレエらしい形です。

より美しい形に近づけられるよう、
足首の使い方に気をつけてレッスンして行きましょう。(2008/04/07)

バレエレッスン〜ロンデジャンプアテール編〜

今回は、ロンデジャンプアテールについてです。

「床に円を描く」という意味のとおり、つま先で円を描いていくのですが
タンジュの出し方をきちんと出来ていても、ロンデになってしまうと
形が変ってきてしまう方が多く見られます。
また、骨盤も一緒に回していってしまう方もいらっしゃいます。

前から横に持っていくとき、簡単に横に足を持ってきてしまうと
かかとが後ろを向き、ヒザが前を向いてしまい
そのまま足を後ろまで運ぶとヒザが下を向き、かかとが上をむいてしまいます。
お尻をしめることを忘れてしまうと、そのような状態になってしまうので
前にタンジュで足を出してそこから横へ向かうとき
お腹を引き上げ、お尻をしめ、内モモが前から見えるくらい意識しながら横へ足を送ります。
また、回してしまう事で自分が思っているよりも横の場所が後ろにいってしまうと
カカトが後ろを向きたくなってしまうので、
自分のタンジュの横の場所をきちんと確認しておく事も大事です。
横から後ろへ持っていくときは、お尻をしめることで後ろまで足を引っ張っていくと
ヒザが下を向いてしまうという事はなくなると思います。
横から後ろへ回していくと、きちんとした後ろの場所までいかず
途中で止まってしまったりするので気をつけるようにしてください。
逆に後ろタンジュでやってる場所より深く入れすぎてしまうと、
ヒザが下を向く原因になるので、こちらも気をつけましょう。
分からなくなってしまったら、もう一度正しいタンジュの場所を確認してから
そこに持っていけるように練習していきます。

今度は逆に、後ろから前へ持っていくときですが
後ろに出した足が、回そうという意識が先にたちお尻を緩めて出してしまうと
横も前も正しい位置に持っていけません。
続けてロンデを回すとき、一番の足を通るのを忘れてしまうと
後ろのタンジュがきちんと出ないので、一番の足を通過して出すようにしましょう。
前から後ろへ行くときは、かかとを押し出して前タンジュに持っていきやすいのですが
後ろから前のロンデでつなげていくとき、前から一番を通って後ろへ出さないと
かかとから出してしまうので特に気をつけてください。

またすべてのレッスンのときに通じるのですが
特にロンデの場合、回してしまうので軸足が緩んでしまい
骨盤が一緒に動いてしまう方を見かけます。
立ってる足の意識も忘れず、常に上に引き上げておくと
解消できると思います。

ロンデは先で述べたように、「床に円を描く」という意味なので
立ってる足を軸にして、きれいな円を描けるようにしていきます。
小さすぎる円や、骨盤ごと動かして自分の脚の長さ以上の大きい円を描くのは間違いです。
股関節からつま先の先まで、ピンと伸ばしたまま曲がるところのないように
引っ張る意識を忘れず回していきます。
足首が曲がってしまう人をよく目にしますので、どの関節も緩む事のないよう
気をつけましょう。
引っ張るという意識が身につくと、ピケアンデダンで回ったり、もっとレッスンが進み
フェッテという回り方になったときに、とても役に立ちます。
今、床に足が付いている時点でこの骨盤を上に引き上げて足を回していくということを
きちんと出来るようにしておきましょう。

バーレッスンも、ロンデジャンプアンレールのところまでくると
汗をたくさんかいているはずです。
「汗、かいていないわ」という方は、
上半身の引き上げや足の伸ばし方をもう少しがんばれるはずです。
また、「ロンデになると疲れてるわ」という方は、
違うところに力が入ってしまっているかもしれません。
肩や首に力が入ってしまってる場合が多いので、
一度、ぎゅっと肩を縮めストンと下ろし力を抜くようにしてください。

これからますます寒くなり、レッスンに行くのも億劫になる季節ですが
美容と健康のためにも、がんばりましょう♪♪ (2008/1/28)

 

バレエレッスン〜バットマンジェテ編〜

お久しぶりです。お元気ですか?
さて、今回は「ジュテ編」です。

ジュテは、ジャンプものをするときとても必要になってくるレッスンの一つです。
「投げる」という意味のある動きなので、足を遠くに投げるようにタンジュを通って
床から少し浮かせます。
このとき「タンジュ編」でも、書いたように足を出していきます。
床から離れた途端にヒザ・かかとの向きが変わってしまいがちなので
注意しましょう。

後ろが特に気をつけないと、床から話した途端かかとが上を向いてしまい
ヒザが曲がってしまう状態になってしまいます。
お尻を締め股関節開く意識を忘れないようにレッスンしましょう。
また、足を上げようと上半身を倒して上げてしまいがちですが
前でも横でも後ろでも頭の位置を変えないようにしましょう。

また、足を出すときは気をつけて出来ている方も
戻すときに気を抜いてしまい、タンジュを通って戻ってくるのを忘れている方を
多くみます。
基本は、タンジュを通って床から少し上げ、戻るときもタンジュを通って
5番の足または1番の足に戻ってきます。
この戻るときのタンジュを忘れてしまい、こすらず戻ってきてしまうと
つま先ひざの緩む原因になるので気をつけましょう。
床の掃除をするくらい足の裏でよくこすりながら出してこすりながら戻してと
出来るようになると、より高く足を上げるグランバットマンジェテや
センターに出てジャンプをしたときなど
より高く戻るときも長くシャープな線を作っていけるでしょう。

戻すところまで美しく!!

動きに慣れてきた人ほど、もう一度自分のジュテを確認してみてください。
何かが変ってきますよ☆(2007/12/26)

バレエレッスン 〜 タンジュ編 〜

今回は「タンジュ」についてです。

タンジュとは、「引っ張る」という意味を持つ動きです。
前、横、後ろにヒザを曲げないように、床をこすりながら出し
最後に、かかとを上げつま先・甲を伸ばします。

このとき、ヒザの向きかかとの向きに注意します。

前のときは、ヒザが外・かかとを押し出すようにこすって出します。
かかとから出るようにしましょう。
後ろのときは、ヒザが外・かかとは上を向かないようお尻をしめて出します。
つま先から伸ばしていきましょう。
横は、特に気をつけましょう。
まず、「横」の場所。
自分の股関節の開きと相談し、お尻が緩まない状態で
かかとが前から見え、ひざが上を向ける場所が
正しい横の位置です。
横、と言ってしまうと自分の股関節以上に横に持っていってしまい
結果、お尻が緩み、ヒザが前を向きかかとが後ろを向くという
状態になっている方を多く見かけます。
最初は無理をせず、自分の開ける横を見つけられるようにしましょう。

出し方は、先にも説明したように床をこすりながら出すのですが
そのとき、骨盤が一緒に動かないよう気をつけましょう。。
骨盤を動かしてしまうと、頭の高さがぐらぐら変わってしまうので
正しいタンジュになりません。
股関節から動かす意識を持って、上半身に影響が出ないよう
引き上げておく事を、忘れずに。

また、後ろのタンジュは見ることができないので
緩んでしまったり違う場所に出てしまったりしがちです。

時間があるときに、鏡を見てどれくらいヒザをのばせばいいのか
感覚でわかるようにしていきましょう。

タンジュがきちんと出来ると、
このあと「ジェッテ」「ロンデジャンアテール」「ルルベラン」「グランバットマン」
など、足が空中に上がったり回したりする動きも
伸ばす感覚が分かりやすくなるので
丁寧に行っていきましょう。 (2007/09/07)

バレエレッスン 〜 プリエ編 〜

今日から何回かに分けて、バレエのレッスンについて
注意点や、方法など書いていこうと思います。
    
まずは、バーレッスンの最初に行う「プリエ」についてです。
    
プリエとは、ヒザを曲げ伸ばしする動きです。  
かかとを上げない状態でヒザを曲げたものを「プリエ」  
ギリギリまでヒザを曲げていき、もっと深くいって 
かかとが上がってしまった状態を「グランプリエ」と言います。
   
プリエはとても重要な動きです。
    
飛ぶ前、飛んだあと、回る前、回った後、パ(動き)からパへの 
移行のときに必ず行うとても大切な動きです。


プリエが上手に出来ると、飛ぶのも回るのも上達が早いでしょうが
これが簡単そうでなかなか奥が深いのがプリエです。


まず、つま先とヒザの向きは同じでなくてはいけません。
無理につま先だけ、ヒザだけ、開こうとすると  痛める原因になるからです。
自分の体と相談しつつ、横に開いて曲げていきます。
落ちるイメージではなく、体は上に引っ張られている感覚を残しておくのが
ポイントです。


ですので、簡単にヒザを曲げていくのは間違いです。
ただ、曲げてしまうとお尻が出て姿勢が崩れる原因になります。


そして、曲げてから伸ばしてくるとき。
これが結構、簡単に伸ばしてきている人が多いのですが
伸ばしてくるときほど、ヒザが中を向き、内股になりがちなので
伸ばしてくるときにも、ヒザはなるべく横で閉じてこないように
気をつけて戻ってくるようにしましょう。


行きも帰りも丁寧に☆


グランプリエは、もっと深くヒザを曲げていくので
かかとが上がりますが、かかとを上げることが目的ではありません。


より深くヒザを曲げたいので仕方なくかかとが上がってしまうのです。
その感覚を、忘れないようにしましょう。


それを、忘れてしまうと4番・5番の足でのグランプリエのとき
後ろになっている足のヒザが前に倒れてきてしまいます。
きちんと、ヒザを横に張っている意識を忘れないようにしましょう。


そして、上半身。


グランプリエで、ポールドブラ(手の動き)をつけてしまうと
前かがみになってしまいがちですが、それは間違いです。
姿勢はまっすぐのまま、上に引っ張る意識を忘れずに
グランプリエをしていきましょう。
引き上げている意識が大切です。


「引き上げながら、ヒザを曲げる」という感覚を
自然に出来るようになると、いろんなパがやりやすくなります。


例えば、ピルエット。  
プリエしたときに、体を一緒に降ろしてしまうと
立ち上がることも難しく、ましてや回ることなんて到底無理です。
でも、引き上げながらのプリエが分かれば  とてもラクに回れるようになると思います。


プリエ一つ、丁寧に行っていくだけで
腹筋背筋、わき腹、二の腕などのシェイプアップに効果的です。
どんなプロも必ずプリエをして、レッスンを始めます。
「これから、バレエのレッスンを始めるよ」と体に知らせるためにも、
きちんとしたプリエをしていけるようにしましょう。(2007/08/09)

 

 

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